日本全国47都道府県のおむすび取材を通して<br>日本の豊かさと食べる喜びを発信する

菅本香菜さん監修<br>「おむすびのためのお塩」

日本全国47都道府県へと自ら足を運び、全国の伝統的なおむすびの素材を取材、おむすびを通してその土地の食文化を紐解いている菅本香菜さん。日本の食の豊かさをおむすびと共に伝える活動をしています。

彼女が食に関心を持ったキッカケは、中高生時代の拒食症経験がありました。最低体重は身長約160センチに対して23キロ、6年間ほぼごはんを食べられず心も体も苦しい状況に。そんな時期を乗り越え、改めて食に目を向けるようになったと言います。

“「食べることは生きること。そして生きる喜び」だということを1人でも多くの方に共有し、次の世代へ“美味しい”を繋いでいくこと” を志に各地域の生産者や企業とともに活動を広げています。

「おむすびがごちそうになるおしお」は、そんな香菜さん監修のもと山口県 油谷湾の塩匠 井上雄然さんと試作を繰り返し、完成した逸品。

周囲を森で囲まれた豊かな自然のエネルギー、多種多様なミネラルが流れ込む油谷湾でつくられる塩は滋味深く、旨味に富んだお塩。香菜さんが実際に山口県を訪れた際に雄然さんのお塩に惚れ込み、今では年に何度も雄然さんの元へ訪れています。そんなお塩は文字通り、おむすびとは切っても切れない関係となりました。

「おむすびがごちそうになるおしお」は、お米本来の旨みを引き立て、一緒に結ぶ具材の風味も邪魔しないように設計。シンプルな味付けでも深みが出るようにミネラルと食物繊維が豊富で、スーパーフードとしても名高いアカモクと一緒に焚き上げました。さらに、燻製した塩を加えることで“まるでかまどで炊いたような香ばしさ”を叶えました。この絶妙なブレンドのバランスを調整するのに何度も試作を繰り返し、無添加で旨みのあるおむすび専用のお塩が完成。色味も自然塩らしく真っ白ではない、優しい茶色みががった温かい色合いに仕上がりました。

パッケージは全て、デザインオフィス「nendo」が監修。国内外問わず全ての方の目を惹く、インパクトのあるおむすび型をイメージしたデザインに仕上げていただきました。さらに今回、旅するおむすび屋 菅本香菜さん、スタジオジブリさんによるご縁で、鈴木敏夫さんによって描かれた「となりのおにぎり君」をあしらった特別パッケージが実現。味わいもさることながら、見た目からも楽しめる一品が誕生しました。

旅するおむすび屋 菅本香菜さんと塩の匠 井上雄然さんが自信を持ってお勧めする「おむすびがごちそうになるおしお」をご堪能ください。

菅本香菜

旅するおむすび屋 / 株式会社CAMPFIRE キュレーター/ 総務省 地域力創造アドバイザー/ 株式会社グッドイートカンパニー MDプロデューサー

福岡県北九州市出身。熊本大学卒業。
『くまもと食べる通信』の副編集長として活動したのち2016年、株式会社CAMPFIREに転職。
LOCAL・FOOD担当として全国各地のクラウドファンディングプロジェクトをサポート。本業の傍ら2017年5月に『旅するおむすび屋』立ち上げ。2019年3月に独立。フリーランスとして、食に関わるイべント企画・運営、食材のPR、商品開発企画、ライター、クラウドファンディングサポート等を手がける。